課題名 |
木本性作物の耐病性突然変異体の誘発・選抜技術の開発と素材作出 |
課題番号 |
2002002764 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所
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研究分担 |
農業生物資源研究所 植物生命科学研究部門 放射線育種場 新形質開発研究チーム
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研究期間 |
継続2001~2002 |
年度 |
2002 |
摘要 |
リンゴ品種「印度」斑点落葉病耐病性突然変異体の詳細な形質調査の結果、形態的な差異は認められなかったが、耐病性以外では花粉の稔性低下が確認された。しかし、突然変異体の花粉を用いた受粉試験の結果、主要品種は良好に着果し、実用上の問題はないと考えられた。「ふじ」および「王林」の培養系へのガンマ線反復照射個体群から斑点落葉病毒素低感受性変異体を選抜した。選抜には精製毒素10-5Mが最適であった。ナシの黒斑病感受性の原因を調べるため、プロトンATPaseに影響する化学物質を処理したが、反応の品種間差異は認められなかった。「南水」では今期は耐病性変異体は選抜されなかった。チャの炭疽病抵抗性検定を多数実施し、抵抗性の可能性を示した3系統を選抜した。抵抗性検定に影響する要因と結果の安定度について解析した。
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カテゴリ |
受粉
炭疽病
抵抗性
抵抗性検定
品種
りんご
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