課題名 |
ミカンキジラミ等及びそれらの天敵生物の生理生態的特性の解明 |
課題番号 |
2003004295 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター
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研究分担 |
国際農林水産業研究センター 沖縄支所
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研究期間 |
継続2001~2005 |
年度 |
2003 |
摘要 |
カンキツグリーニング病を媒介するミカンキジラミのモニタリングに使用するため、5種類の蛍光色素を吸収させたゲッキツの吸汁によるミカンキジラミのマーキングを試みたが、マーク虫は早期に死亡し、他の方法を試みる必要がある。石垣島でミカンキジラミの天敵種の同定と発生消長を調査し、昨年度確認されたコミドリチビトビカスミカメおよびアリガタシマアザミウマのうち前者は本年度も確認されたが、後者は確認されず、継続調査が必要である。また、圃場におけるミカンキジラミの消長はゲッキツの新芽の消長と相関しており、鹿児島県徳之島で採集したミカンキジラミの生育特性は石垣島産のものと同等であった。アカホシカメムシの寄主植物の利用と捕食者であるベニホシカメムシの発生との関係を明らかにし、寄主植物の違いによるアカホシカメムシ幼虫の生存率や成長速度を明らかにした。カメムシに関するこれらの実験結果は研究成果情報として取りまとめた。
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カテゴリ |
亜熱帯
害虫
カメムシ
モニタリング
その他のかんきつ
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