課題名 | 有機質資材施用下での土壌微生物の代謝作用が窒素収支に及ぼす影響の解明 |
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課題番号 | 2003003521 |
研究機関名 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 |
研究分担 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 中央農業総合研究センター 土壌肥料部 土壌生物研究室 |
研究期間 | 新規2003~2003 |
年度 | 2003 |
摘要 | 安定同位体13C、15Nの二重標識牛ふん堆肥を土壌に添加した培養実験により、土壌微生物バイオマス炭素の約50%、炭酸ガス発生量の70%は堆肥由来であることを明らかにした。また、堆肥添加により土壌に元々存在する有機物の分解も促進されることを炭酸ガス発生の13C寄与率から定量的に示した。有機物施用畑の脱窒速度を圃場条件下で層位別に実測し、有機物施用位置の下層で脱窒がより速く進む場合のあることを認めた。有機物施用直後の降雨により脱窒量が著しく増加すること、さらに土壌タイプ別には黒ボク土で有機物施用効果の大きいこと等を定量的に明らかにした。 |
カテゴリ | 土づくり 肥料 植物相 土壌管理技術 |