課題名 | 生態系調和型畑作における土壌病害の防除技術の開発並びに線虫群集の特性解明 |
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課題番号 | 2003003625 |
研究機関名 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 |
研究分担 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 東北農業研究センター 畑地利用部 畑病虫害研究室 |
研究期間 | 新規2003~2003 |
年度 | 2003 |
摘要 | i)フルスルファミド剤を使用して根こぶ病菌休眠胞子の感染力を低下させた圃場へおとり植物を導入すると、防除効果があることを実証した。しかし、感染力が低下した休眠胞子が存在したため、おとり植物による菌密度の低減効果を検出できなかった。また、同薬剤をキャベツ根部へ局所施用して根こぶ病を防除する技術を開発し、薬剤施用量の半減を達成した。ii)分子量10,000程度のキチンにはキャベツ萎黄病及び根こぶ病の発病を抑制する効果があることを見出し、圃場での防除効果を確認した。iii)耕起によって線虫の群集構造やネグサレセンチュウ密度が変動すること、並びに群集構造の評価にTylenchidae科線虫を含める必要があることを明らかにした。 |
カテゴリ | 病害虫 萎黄病 害虫 キャベツ 防除 薬剤 |