課題名 | 米品質の高位安定化機構の解明と新形質イネ育種素材の開発 |
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課題番号 | 2003003763 |
研究機関名 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 |
研究分担 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 作物研究所 稲研究部 米品質制御研究室 農業・生物系特定産業技術研究機構 作物研究所 稲研究部 多用途稲育種研究室 |
研究期間 | 新規2003~2003 |
年度 | 2003 |
摘要 | i)登熟温度非応答性系統の探索では、アミロース含量が原品種よりも1.5%高くなった2系統を選抜した。また、14年度に選抜されたアミロース含量が高まる変異体SP14のアミロースを高めるのは新たな遺伝子によることを示した。ii)アミロペクチンの変異に関しては、アミロペクチンを構成する側鎖の中で非常に長い鎖(スーパーロングチェーン)の生成がQTL解析により1遺伝子に制御されていることを明らかにした。iii)米の機能性成分であるγ-オリザノールの高含量稲系統を見いだすことを目的とし、高速液体クロマトグラフィーを用いない簡易定量法を確立し、普通胚米よりも巨大胚米の方が含量が高いことを明らかにした。 |
カテゴリ | 育種 機能性成分 需要拡大 水稲 品種 |