コナカイガラムシ類及びその天敵類の生態の解明

課題名 コナカイガラムシ類及びその天敵類の生態の解明
課題番号 2003003810
研究機関名 農業・生物系特定産業技術研究機構
研究分担 農業・生物系特定産業技術研究機構 果樹研究所 カンキツ研究部 虫害研究室
研究期間 新規2003~2003
年度 2003
摘要 i)カンキツで、光反射シートマルチ、天敵微生物、土着天敵等を組み合わせた総合的病害虫管理(IPM)マニュアルを作成した。ii)ミカンヒメコナカイガラムシの寄生蜂Allotropa citri 及びAllotropa subalbipesは20、25℃短日日長条件下で発育遅延は認められず、20℃以上に維持された条件ならば短日でも世代を繰り返すことができると考えられた。放飼試験の結果、A. citriはミカンヒメコナカイガラムシ第2世代の密度を抑えることができたが、第3世代に対するA. citriの密度抑制効果は試験樹が落葉したため調査できなかった。ただし、寄生蜂放飼樹における寄主第3世代ふ化幼虫総数はA. citriの総産子数を上回ると予測されたことから、A. citriは寄主第3世代の密度を抑えることはできないと考えられた。また、A. subalbipesは高密度時に若齢幼虫が混在する条件下では放飼しても寄主密度を低くする力は小さかった。
カテゴリ 病害虫 害虫 環境負荷低減 土着天敵 防除 その他のかんきつ

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