課題名 | ウシの妊娠認識に関わるシグナル物質の作用機構の解明及びその産生細胞の効率的利用法の開発 |
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課題番号 | 2003003860 |
研究機関名 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 |
研究分担 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 畜産草地研究所 家畜育種繁殖部 受胎機構研究室 |
協力分担関係 |
動物衛生研究所 (株)機能性ペプチド研究所 北海道立畜産試験場 帯広畜産大学 岩手大学 |
研究期間 | 新規2003~2003 |
年度 | 2003 |
摘要 | ウシ体外受精由来桑実胚の体外培養において、組換えインターフェロンτ添加により胚盤胞期への発生率が高まることを明らかにした。発情周期7日目のウシ黄体側子宮角内に組換えインターフェロンτ2mgを単回投与し、発情周期と分泌動態に及ぼす影響について検討したが、発情周期を延長できなかった。無血清培地で継代培養中のウシ体外受精胚由来栄養膜細胞は、インターフェロンτ遺伝子を発現しているほか、細胞の未分化性を示すテロメラーゼ活性及びOct-4遺伝子を発現していることを確認した。さらに、無血清培地で培養した細胞は、胚盤胞期胚の栄養膜細胞の性状を維持していることを認めた。 |
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