課題名 | 高栄養・持続的生産を可能とする新型草地の開発 |
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課題番号 | 2003003871 |
研究機関名 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 |
研究分担 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 畜産草地研究所 放牧管理部 草地管理研究室 |
研究期間 | 新規2003~2003 |
年度 | 2003 |
摘要 | 転作田等の草地化にあたっては、地下水位が高く水田土壌のために従来の草地造成管理技術が適応できないことが多い。このために草地化初期段階に耐湿性が強い一年生牧草の栽培ヒエとイタリアンライグラスを組み合わせた周年放牧草地で放牧試験を実施した。夏季放牧用の栽培ヒエ草地は、放牧後の再生も良好で6月から11月までの生産量は1tDM/10a、栽培ヒエ被食量は約850kgDM/10aと集約放牧下の永年生牧草と変わらないことを明らかにした。さらに農家の水田跡放牧草地に栽培ヒエを追播した場合、多雨な夏季に他の牧草種が衰退したのに対して、栽培ヒエ現存量の比率が高まったことから、栽培ヒエの優位性を確認した。 |
カテゴリ | イタリアンライグラス 管理技術 水田 耐湿性 低コスト ひえ |