課題名 | 微生物及び植物の二次代謝物等が微生物の増殖に及ぼす影響の解析 |
---|---|
課題番号 | 2003004076 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所 |
研究分担 |
農業環境技術研究所 生物環境安全部 微生物機能U |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2003 |
摘要 | 蛍光性Pseudomonas属細菌株について、二次代謝物質としての抗菌性物質の産生遺伝子に特異的なプライマーを用いたPCR法により同遺伝子の検索を行った。その結果、ピロールニトリン、2,4-ジアセチルフロログルシノール及びピオルテオリンの3物質でその遺伝子の存在を確認し、細菌培養液からこれらの生産性を確認した。これにより、特定微生物群から抗菌物質を指標にした効率的な検出・同定法がほぼ確立できた。ナタネ根圏からPCR法により2,4-ジアセチルフロログルシノールを指標として新たな蛍光性Pseudomonas属菌を分離・選抜した。これらの成果は産生物に対する感受性の異なる共存微生物を用いた増殖抑制効果等を解明するための研究に活用できる。(主要な査読論文)土屋ら,日植病報,65(3),363 (1999) |
カテゴリ | なたね |