| 課題名 | 農業生態系における炭化水素、花粉、ダスト等大気質の放出・拡散過程の解明 |
|---|---|
| 課題番号 | 2003004088 |
| 研究機関名 |
農業環境技術研究所 |
| 研究分担 |
農業環境技術研究所 地球環境部 大気保全U |
| 協力分担関係 |
中国科学院寒区旱区環境与行程研 敦煌研究院 九州大 国環研 中国科学院西北高原生物研 東北農政局 |
| 研究期間 | 継続2001~2005 |
| 年度 | 2003 |
| 摘要 | 花粉に関して、トウモロコシの空中花粉飛散量を簡易かつ連続的に自動計測できる新たな装置を開発した。本装置は、大粒径花粉の光学的特性を考慮したレーザー光学技術等を用いており、素人にでも簡単に操作でき、リアルタイムの花粉飛散量データが取得できる。遺伝子組換えトウモロコシの圃場を設ける際に、周辺大気のモニタリング装置として活用できる。この測定装置によって得られたデータ等から、トウモロコシ花粉飛散量の日変動パターンは、気象要素の日変動パターンとは異なっていること、すなわち、午前中にピークがあり、正午にはピーク濃度の半分以下に減少していること、日の出後の濃度増加は急であるが、ピーク後から夜にかけての濃度減少は緩やかであること等が明らかになった(主要成果25)。一方、ダストに関して、オアシス農地では粒径100μm以下の粒子が多く見られ、ゴビ砂漠では粒径100~400μmの粒子が多く飛散していることが明らかになった。地表面付近におけるダストサルテーションフラックス(大気中に舞い上がったダストの水平方向流束)の鉛直分布は高度の指数関数となり、関係式の係数は粒径によって変化することが明らかになった。15年度の成果は、花粉の大気中への放出拡散量を評価する新たな手法であり、砂塵の大気中への放出拡散量を評価するための基礎的知見となる。(主要な査読論文)川島,日本生気象学会雑誌,40(1),37-47 (2003) |
| カテゴリ | 自動計測 とうもろこし モニタリング |