マウスをモデル系としたES細胞等の増殖および分化制御要因の解析

課題名 マウスをモデル系としたES細胞等の増殖および分化制御要因の解析
課題番号 2003003976
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 農業生物資源研究所 発生分化研究グループ 分化機構研究チーム
協力分担関係 鹿児島県肉用牛改良研究所
ワイエスニューテクノロジー研究所
中外医科学
研究期間 継続2001~2005
年度 2003
摘要 細胞表面マーカーを指標にして、単一のES細胞株に含まれる分化能力の異なる細胞集団を分画した結果、PECAM-1とSSEA-1と呼ばれる2つの細胞表面マーカーにより、ES細胞は3種類の亜集団に分けることができ、それらの発現遺伝子やキメラ形成能力に差があることが判明した。さらに、DNAアレイにより3つの亜集団の発現遺伝子の差異を解析し、未分化状態に関連すると考えられる遺伝子群を見いだした。また、ES細胞を分画する細胞表面マーカーとしてCD9が有用であることを明らかにした。
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