課題名 | ミヤコグサにおける共生関連遺伝子群のクローニングと機能解析 |
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課題番号 | 2003003999 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
研究分担 |
農業生物資源研究所 生理機能研究グループ 窒素固定研究チーム 農業生物資源研究所 生理機能研究グループ 上席研究官2 |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2003 |
摘要 | α-チューブリン-GFP融合タンパクを発現する形質転換ミヤコグサを用いて、Nodファクターによる一過的な微小管重合速度の低下を見いだした。ミヤコグサ菌nodL破壊株を用いた解析で、Nodファクター還元末端フコシル基のアセチル化は生物活性に必須でないことを明らかにした。共生変異体15系統を連鎖地図上に位置づけ、根粒菌と菌根菌の感染を調べた。ミヤコグサのマーカー数1,600に及ぶ高密度地図を完成させるとともに、形態マーカーのQTL分析を行った。根粒形成不全変異体LjSym70と71に関しては物理地図作製が順調に進行し、LjSym70では全長2Mbのコンティグが0.3cMの距離に完成し、L. burttiiとの交配で領域も211kbに絞り込まれた。LjSym71に関しては約500kbのcontig上で155kbにまで絞り込み、全配列のシークエンス、同一遺伝子座の変異体の解析により原因遺伝子の構造を明らかにした。 |
カテゴリ |