| 課題名 |
ベトナム等におけるオニテナガエビ成熟過程で産生される卵黄タンパク質の動態解明 |
| 課題番号 |
2004005426 |
| 研究機関名 |
国際農林水産業研究センター
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| 研究分担 |
国際農林水産業研究センター 水産部
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| 協力分担関係 |
カントー大学
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| 研究期間 |
継続2001~2005 |
| 年度 |
2004 |
| 摘要 |
組織培養系を用いた各種ホルモンへの影響を検討中である。平行して、卵黄タンパク質をコードするcDNA 配列の確認を行うとともに、非眼柄切除と眼柄切除個体を用い、その遺伝子発現動態を調べている。「エビ類成熟度判定法」では、正常に成熟する天然由来のエビと早熟するふ化場由来のエビとの産卵数、孵化率を比較した。天然由来のエビとふ化場由来のエビの両方において、雌1g当たりの卵数は10g のグループで最も多く、20g 以上のグループでは減少する傾向にあった。稚エビの質に関して、5g のグループでは、最も高い死亡率が認められ、10g 以上のグループでは、死亡率が低い。これら親エビの卵黄タンパク質の血中濃度については現在測定しているところである。総合的に判断して、10g 以上の親エビであれば、種苗生産に問題なく用いることができることを明らかにしたが、一尾当たりの卵数とエビ資源を考慮する必要がある。
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| カテゴリ |
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