マンゴー、パパイヤ等熱帯果樹の物質生産・開花・食味等の特性評価及び高品質系統の大量増殖等に関する基盤技術の開発

課題名 マンゴー、パパイヤ等熱帯果樹の物質生産・開花・食味等の特性評価及び高品質系統の大量増殖等に関する基盤技術の開発
課題番号 2004005449
研究機関名 国際農林水産業研究センター
研究分担 国際農林水産業研究センター 沖縄支所
研究期間 継続2001~2005
年度 2004
摘要 パインアップルのアスコルビン酸簡易測定法を開発した。パパイヤについては食味に優れる2個体を選抜したので、今後品種登録を検討する。安定同位体を施用してパパイヤの分配特性を解析し、午前中の同化産物は特異的に細根に分配されることを明らかにした。特定器官への分配特性と夜間吸水を引き起こしていると考えられる水ポテンシャルの変化についてさらに解析を進めている。マンゴーの開花特性については花芽分化を促す低温のレベルとその期間について解析中である。鹿児島県農業試験場で栽培されたパッションフルーツを分析して、慣行の土耕栽培にくらべ養液土耕栽培を行った果実の方がアスコルビン酸含量が低下していること、また、収穫時期による含量の変化では、秋実が一番高く冬実、夏実の順で低下していることを明らかにした。亜熱帯環境下でのリンゴの育苗効果として、連続生育による通年での生育促進が認められたが、初開花までの期間短縮については、安定的な効果は認められなかった。リンゴ栽培の最適化については、夏場の遮光、頭上灌水、秋以降の遮光材の撤去、追肥が効果的であった。リンゴのレトロトランスポゾン遺伝子であるMdFRT3およびMdFRT6の5'上流域の増幅に成功し、ふじの枝変わり系統においてレトロトランスポゾン遺伝子が増加していることを明らかにした。パパイヤの増殖培地に用いる植物ホルモン濃度を決定し、長期間の培養によりレトロトランスポゾン遺伝子が転移することを明らかにした。マンゴー、ホワイトサポテ、チェリモヤ、アテモヤ、レイシ、リュウガン、アセロラ、ピタヤ等17 品目の優良栽培品種を2004 年4 月以降に192 品種導入した。ピタヤとシロサポテについては苗木を育成中で、次年度には圃場に定植して栽培試験に移す。
カテゴリ アセロラ アテモヤ 亜熱帯 育苗 簡易測定 栽培技術 チェリモヤ パッションフルーツ パパイヤ ピタヤ 品種 ホワイトサポテ マンゴー リュウガン 良食味 りんご レイシ

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