課題名 | トウガラシマイルドモットルウイルスの土壌伝染軽減による発病抑制効果の検証 |
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課題番号 | 2004004668 |
研究機関名 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 |
研究分担 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 中央農業総合研究センター 病害防除部 病害防除システム研究室 |
研究期間 | 新規2004~2004 |
年度 | 2004 |
摘要 | 岩手県内農家及び茨城県鹿島特産指導所内のトウガラシマイルドモットルウイルス汚染圃場において、ピーマン苗を生分解性ピートモス成型ポットごと定植し、生育への影響とモザイク病の防除効果を検証した。両圃場とも草丈、節数及び収量はポット定植区とポットから取り出して定植する慣行区とがほぼ同等で、生育への悪影響はみられなかった。岩手県圃場では土壌伝染由来と考えられる定植3ヶ月後の発病株率は、慣行区の36.7%に比べ、ポット定植区は2.0%と著しく低かった。この結果から生分解性ポットごと定植する方法はピーマンモザイク病の発病軽減に有効なことが実証された。一方、茨城県圃場では発病程度が低く、防除効果を検証できなかった。 |
カテゴリ | 病害虫 栽培技術 総合防除技術 とうがらし ピーマン 防除 |