課題名 | 誘引物質を利用したダイズ害虫ホソヘリカメムシの早期発生予察法の開発 |
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課題番号 | 2004004671 |
研究機関名 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 |
研究分担 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 中央農業総合研究センター 虫害防除部 害虫生態研究室 |
研究期間 | 新規2004~2004 |
年度 | 2004 |
摘要 | ホソヘリカメムシ合成誘引物質3成分の組成を5通りに変化させて野外誘引試験を行った結果、より単純で安価な2成分系で充分な誘引力が得られることを明らかにした。野外に設置した網室内で、ホソヘリカメムシ成虫に越冬場所として想定される4基質を選択させると、スギ落葉>枯れたイネ科雑草>広葉樹落葉>小石の順に選好し、他種カメムシ類とは異なる場所で越冬する可能性が示された。ホソヘリカメムシ越冬明け成虫がレンゲへ集中的に飛来することを発見し、ダイズ圃場への成虫の飛来量、飛来時期の推定に利用可能なことを示した。斑点米カメムシ類は特定の発育段階の籾を選好して加害し、その斑点米の加害痕位置は、登熟段階の影響を受けず、種による特異性が高いことを明らかにした。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 カメムシ 雑草 大豆 斑点米 斑点米カメムシ 防除 予察技術 れんげ |