| 課題名 |
耐寒性・耐凍性・雪腐病抵抗性関連遺伝子を利用したコムギ耐寒性育種のための基盤技術の確立 |
| 課題番号 |
2004004738 |
| 研究機関名 |
農業・生物系特定産業技術研究機構
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| 研究分担 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 北海道農業研究センター 地域基盤研究部 育種工学研究室
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| 研究期間 |
新規2004~2004 |
| 年度 |
2004 |
| 摘要 |
i)パーティクルガンによる遺伝子導入では、脱分化培地で胚を1週間培養後浸透圧処理を行うこと及び選抜マーカーとしてビアラホス耐性遺伝子を用いることが効果的であることを明らかにした。また、再分化培地上で可能な限り多くの耐性個体を得、それらからPCR法により目的遺伝子導入個体を選抜する方法を応用して、1000胚から1個体の割合で形質転換体を得る技術を開発した。ii)コムギの2種のフルクタン合成酵素1-SST及び6-SFの遺伝子をパーティクルガンによるco-transformation法でペレニアルライグラス品種「Rikka」の完熟種子由来のカルスに遺伝子を導入した。導入遺伝子が高発現している形質転換体では、フルクタンの蓄積量が増大し、耐凍性が向上しており、これらの遺伝子によって越冬作物の耐凍性を強化できることを証明した。
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| カテゴリ |
育種
耐寒性
抵抗性
品種
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