課題名 | 作物の冷温障害発生機構の解明 |
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課題番号 | 2004004789 |
研究機関名 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 |
研究分担 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 東北農業研究センター 地域基盤研究部 環境生理研究室 |
研究期間 | 新規2004~2004 |
年度 | 2004 |
摘要 | 多窒素冷温処理により開花期葯で特に増減するタンパク質を、プロテオーム解析により受精障害に関与するタンパク質等を特定するとともに遺伝子発現解析した。冷害危険期イネ葯で冷温により顕著に増減する遺伝子のプロモーターの発現部位を形質転換体を用いて解析し、葯で発現していることを確認した。単離した四分子細胞カロース膜の酵素分解により溶液の浸透圧上昇が確認された。冷温ストレスによりイネ葯のショ糖分解酵素活性が阻害されショ糖含量が増加することが解明された。花粉形成に関与する遺伝子を導入した形質転換体の稔性は低い個体が多く、供試した転換体に耐冷性の向上した個体はなかったが、中に葯が長大化する個体も得られた。 |
カテゴリ | 凍害 |