課題名 | スクミリンゴガイの耕種的防除法の開発 |
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課題番号 | 2004004896 |
研究機関名 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 |
研究分担 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 九州沖縄農業研究センター 地域基盤研究部 害虫生態制御研究室 |
研究期間 | 新規2004~2004 |
年度 | 2004 |
摘要 | 春先の1回の耕耘と複数回の代かきによって、越冬スクミリンゴガイ密度は処理前の10%以下に低減した。また、貝を深さ約20cmの土中に埋没させ湛水すると80%以上の貝が死亡した。この結果を天地返し等に応用し、大貝に有効な耕耘・代かき、小貝に有効な天地返しを併用することによって、越冬貝の密度低減が可能となることを明らかにした。一方、乾田状態の休眠貝は、降雨による水分補給によって2年以上生存可能なことを明らかにし、圃場における根絶条件を示した。前年度までに実施した研究の成果を含め、スクミリンゴガイを対象とした耕種的な防除法の基礎技術を開発した。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 水稲 スクミリンゴガイ 防除 |