課題名 |
農業環境中のカドミウム等の超微量分析法の開発 |
課題番号 |
2004005258 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所
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研究分担 |
農業環境技術研究所 環境化学分析センター 環境化学物質分析研究室
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研究期間 |
継続2001~2005 |
年度 |
2004 |
摘要 |
有機・無機の各種ヒ素化合物を同時に分離・測定できる方法を、高速液体クロマトグラフとICP-MSを組み合わせたシステムにより可能にし、1検体当たりの分析時間は10分、検出限界は0.1ppbとなった。土壌中の有機ヒ素の抽出には0.2M水酸化ナトリウム水溶液または0.2Mリン酸水溶液が最も適していた。有機ヒ素汚染土壌からの土壌抽出液にはジフェニルアルシン酸とフェニルアルソン酸は検出できず、5価のヒ素、メチルアルソン酸及び未知のヒ素化合物が検出された。ヒ素汚染土壌を使用して稲のポット栽培を行い、栽培期間中に採取した土壌溶液中にはジフェニルアルシン酸及びフェニルアルソン酸は検出されず、未知のヒ素化合物が検出された。レーザー照射-ICP-MSによる粉末中カドミウム分析は、玄米と大豆では測定可能であったが玄麦では測定できなかった。
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カテゴリ |
大豆
分析技術
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