課題名 | 脂肪細胞等動物細胞株の樹立と機能特性の解明(A521) |
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課題番号 | 2004005148 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
研究分担 |
農業生物資源研究所 生体機能研究グループ 動物細胞機能研究チーム |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2004 |
摘要 | 動物細胞の機能特性を有効活用する培養技術を開発するために、細胞の培養担体に組織切片、ゲル薄膜、及び繭糸構造体を利用した培養モデルを構築して有用性を検討した。組織切片については、マウスに四塩化炭素で軽度の肝障害を惹起した後の様々な再生過程にある肝組織を用いて作製した切片担体上でマウスES細胞株を培養し、特定時期の再生肝組織の切片にのみES細胞をアルブミン発現細胞へ分化誘導する活性があることを見出した。ゲル薄膜については、ゲルの構成成分を改良して毒性評価に有用なラット初代肝細胞の機能維持培養を検討し、IV型コラーゲンゲル薄膜上でアルブミン分泌を指標にアセトアミノフェンによる肝細胞障害の評価に成功した。 |
カテゴリ |