課題名 | イネにおける光情報伝達経路の解析(A621) |
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課題番号 | 2004005164 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
研究分担 |
農業生物資源研究所 生理機能研究グループ 環境ストレス研究チーム 農業生物資源研究所 生理機能研究グループ 光合成研究チーム |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2004 |
摘要 | 昨年度までに解析を終えたセンス・アンチセンス形質転換体に加え、すべてのフィトクロム機能を欠くイネphyABC3重突然変異体を世界で初めて作出した成果をふまえ、フィトクロム機能の解明を目指している。phyABC3重突然変異体を圃場で栽培すると、半矮性で、草型は通常のイネとは大きく異なり短い葉が株元からではなく桿の途中から横に突き出るように出ていた。これは、通常は伸長しない下位の節間がphyABC3重突然変異体では伸びることに起因することが分かった。この形態変化に関与している遺伝子を同定するために、発芽後3週間目のphyABCとphyBC(形態は正常)で発現している遺伝子をマイクロアレイを用いて詳しく比較解析した。その結果、phyABCで2倍以上増加している遺伝子が約30個、1/2以下に減少している遺伝子が約20個同定された。 |
カテゴリ |