マンゴー、パパイヤ等熱帯果樹の物質生産・開花・食味等の特性評価及び高品質系統の大量増殖等に関する基盤技術の開発

課題名 マンゴー、パパイヤ等熱帯果樹の物質生産・開花・食味等の特性評価及び高品質系統の大量増殖等に関する基盤技術の開発
課題番号 2005007513
研究機関名 国際農林水産業研究センター
研究分担 国際農林水産業研究センター 沖縄支所
研究期間 完了2001-2005
年度 2005
摘要 パパイヤで優良な2系統を選抜し、品種登録に向けた準備を完了した。パパイヤから更なるレトロトランスポゾン遺伝子を単離した。また、サトウキビ用の培地を使用することによりパパイヤの増殖培養の期間短縮、さらに培養変異の軽減に成功した。パパイヤの午前中の光合成産物質が細根に多く移行することを発見した。また、マンゴー品種アーウィンの花芽誘導には15℃以下の温度が有効なことを実証した。パッションフルーツ品種サマークイーンの果汁に含まれる主なカロテノイドはζカロテンで、養液・電照栽培すると土耕栽培より少なくなる。アスコルビン酸とカロテノイド含量は秋実>冬実>夏実の順であること、果汁のアスコルビン酸とカロテノイドの含有量の間には正の相関があることを明らかにした。海外より多数の優良栽培品種を導入し、ドラゴンフルーツとシロサポテでは収穫適期の判別法を開発し、パッションフルーツでは、果汁の減酸に高温と十分な土壌水分が必要なことを明らかにした。ドラゴンフルーツの花粉の発芽に最適な温度、培地条件を明らかにした。アセロラ、リュウガン、シロサポテのRAPD法を用いた品種分類法を開発した。ベトナムにおいて台木試験に用いる台木を準備した。感染時の樹齢がその後の樹の生育に及ぼす実験を開始し、1年生樹では病原菌を接種して5ヶ月で病徴が発現し、その時に細根が褐変していることを確認した。フェロニアとフェロニエラはHLBに耐病性であり、カンキツの台木として使えることが解った。
カテゴリ アセロラ さとうきび 台木 パッションフルーツ パパイヤ 品種 マンゴー リュウガン 良食味 その他のかんきつ

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