課題名 |
熱帯・亜熱帯島嶼の気象・土壌等に関わる生産不安定化要因の解明と節水栽培等対策技術の開発 |
課題番号 |
2005007516 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター
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研究分担 |
国際農林水産業研究センター 沖縄支所
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研究期間 |
完了2001-2005 |
年度 |
2005 |
摘要 |
本年度は、春植栽培において節水栽培技術としての地中灌水の時期と量を確認し、液肥の施用時期と回数による生産性を明らかにした。4月から10月までの7ヶ月間、灌水と液肥を施用した結果、生育は2週間隔で施用した区が最も良く、次いで1ヶ月間隔が良好であった。また、ポリフィード3号(液肥)を使った区では、どの時期でも良好な生育を示した。さらに、地中点滴灌漑を利用した養液土耕栽培技術を確立し、サトウキビ春植-株出栽培法のマニュアル化した。パパイヤ養液土耕栽培技術を汎用化するマニュアルを策定した。この成果は、当面、栽培特許を取得する石垣市パパイヤ研究所で活用される。水の葉面噴霧による下層土貯留水利用促進技術のマニュアルを策定した。なお、潅水時刻の影響には未解明の問題があり、解析の継続が必要である。
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カテゴリ |
亜熱帯
栽培技術
さとうきび
パパイヤ
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