課題名 | カバークロップを活用した休耕田の管理技術の開発 |
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課題番号 | 2005006726 |
研究機関名 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 |
研究分担 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 中央農業総合研究センター 耕地環境部 上席研究官 |
研究期間 | 新規2005-2005 |
年度 | 2005 |
摘要 | 冬作に窒素吸収量の多いヘアリーベッチを、夏作に耐湿性の強いエンサイをヘアリーベッチ開花終期の立毛中に播種する作付体系で、夏期(6月下~9月中旬)に湛水で管理する条件では3年間、周年畑で管理する条件では2年間、雑草の発生が抑えられた。本体系跡の水稲作には支障がなく、連年水田と同等かそれ以上の収量を得た。ヘアリーベッチの開花終期の立毛中にエンサイを散播することで苗立歩合は最も高まり、エンサイ播種後にヘアリーベッチを刈倒し敷き草マルチにすることにより、エンサイの苗立歩合は60%まで向上し夏期の土壌被覆力が向上した。これにより、休耕田や遊休水田におけるカバークロップによる省力的な管理技術が提示できた。 |
カテゴリ | 病害虫 エンサイ 管理技術 雑草 水田 耐湿性 播種 |