拮抗微生物、土壌病原菌、ネコブセンチュウの相互作用の評価

課題名 拮抗微生物、土壌病原菌、ネコブセンチュウの相互作用の評価
課題番号 2005006756
研究機関名 農業・生物系特定産業技術研究機構
研究分担 農業・生物系特定産業技術研究機構 中央農業総合研究センター 虫害防除部 線虫害研究室
研究期間 新規2005-2005
年度 2005
摘要 i)トマト萎凋病の拮抗菌である非病原性フザリウム菌F13の土壌処理はネコブセンチュウ密度と線虫被害度を抑制するが、本菌をトマトの苗に予め感染させる処理は線虫密度と線虫被害度を増加させ、萎凋病菌の高密度条件(105CFU/g乾土)下でその発症も助長することを明らかにした。F13菌には線虫防除効果も期待できるが、菌がトマトに先行感染する条件をもたらす消毒土壌への接種は避ける必要がある。F13菌が感染したトマト幼植物への線虫感染率は無処理の約50%であるため、F13菌のトマト苗前感染後に、侵入線虫の定着に有利な生理的改変が起きていると考察した。ii)土着昆虫病原性線虫Steinernema litorale Yoshida, 2004は汎世界的分布を示すS. feltiaeと形態的に酷似しているため、本種と後者との識別形質として感染態幼虫の側帯の形状及びrDNAのITS領域のRFLPパターンを示した。
カテゴリ 病害虫 土壌処理 トマト 病害虫防除 防除

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