課題名 |
ウシの妊娠成立・維持の指標とするためのT cell activation protein遺伝子の非妊娠期及び妊娠期における発現量の検討 |
課題番号 |
2005006915 |
研究機関名 |
農業・生物系特定産業技術研究機構
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研究分担 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 近畿中国四国農業研究センター 畜産草地部 育種繁殖研究室
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研究期間 |
新規2005-2005 |
年度 |
2005 |
摘要 |
ウシ子宮内膜においてmx2遺伝子が妊娠初期に特異的に発現しているというこれまでの成果を基に、17年度は実際のモニタリングを想定し末梢血中白血球をサンプルとして用い、成雌牛の非妊娠時及び妊娠時におけるmx2遺伝子発現量を解析した。その結果、発現量に個体差があり、本遺伝子の発現量の測定のみでは、妊娠状態のモニタリングは確実でなかった。このため、非妊娠時及び妊娠時の末梢血中白血球で発現量に差のある遺伝子群を探査する手法を取り入れ、妊娠初期(30日齢)に高発現している新たな遺伝子を単離・同定した。この遺伝子も妊娠状態モニタリングの指標として活用できる可能性が示されたことで、次期の研究につながる成果を得た。
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カテゴリ |
低コスト
肉牛
繁殖性改善
評価法
モニタリング
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