畜産微生物有用形質の発現制御機構の解明

課題名 畜産微生物有用形質の発現制御機構の解明
課題番号 2005007105
研究機関名 農業・生物系特定産業技術研究機構
研究分担 農業・生物系特定産業技術研究機構 畜産草地研究所 品質開発部 微生物利用研究室
研究期間 新規2005-2005
年度 2005
摘要 i)乳酸菌の凝乳活性に寄与するプラスミドを欠損する変異株は、ゲノム上の一群のタンパク質分解に関与する遺伝子の発現が減衰していることを見出し、その結果乳凝固に影響することを明らかにした。ii)Lactococcus lactis ssp. cremoris H61株は生菌、死菌体あるいは発酵乳を投与したいずれの場合においても老齢マウスにおいて免疫調節作用や老化抑制作用があることを明らかにした。iii)Lactococcus属乳酸菌46株について免疫賦活化活性を解析するためサイトカイン産生に及ぼす菌体の影響を調べた結果、熱処理菌体では全ての菌株においてIL-6及びIL-12の産生が見られたが、TNF産生は生菌添加によってのみ検出され、TNF誘導には熱感受性の因子が関わることが示唆された。
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