課題名 |
イネミュータントパネルを利用した遺伝子機能解析システムの開発と利用 |
課題番号 |
2005007202 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所
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研究分担 |
農業生物資源研究所 分子遺伝研究グループ 遺伝子機能研究チーム
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協力分担関係 |
STAFF研究所
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研究期間 |
継続2001-2007 |
年度 |
2005 |
摘要 |
STAFF研究所と共同で遺伝子破壊系統の破壊部位隣接塩基配列の大量解析を進め、これまでに、14,000系統より鋳型となるゲノムDNAを精製し、順次塩基配列の解析を行っている。共同研究でのゲノムDNAの精製及び塩基配列の大量解析を進めるため、サンプル及びデータ管理専用データベースシステムを構築した。遺伝子単離、機能解析については、OsPti1a遺伝子が耐病性を負に制御することを証明するとともに、下流の因子としてOsRAR1を同定した。いもち病抵抗遺伝子Pishを単離するとともに、その下流の遺伝子の変異体を多数同定した。植物に固有のCMT3クラスDNAメチラーゼは、各種トランスポゾンの転写抑制に重要な機能を有すること、また、トランスポゾンのメチル化を介して、ホストの遺伝子発現制御にも重要な役割を果たしていることを明らかにした。
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カテゴリ |
いもち病
データ管理
データベース
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