課題名 | 効率的な突然変異誘発技術の開発 |
---|---|
課題番号 | 2005007258 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
研究分担 |
農業生物資源研究所 放射線育種場 放射線利用研究チーム |
研究期間 | 継続2001-2008 |
年度 | 2005 |
摘要 | キクについて線量率を変えてガンマ線を15Gy、30Gy、60Gyを照射した結果、総線量が同じであれば、線量率が違っても変異頻度は同じであった。一方、総線量が同じであっても線量率が低くなると核DNA量の減少は小さくなった。このことから、線量率を低くして総線量を高くすることで、障害の少ない変異体を高い変異頻度で得やすいことが明らかとなった。ソバは抗酸化能の向上を目的として選抜した。急照射の場合、系統選抜よりも個体選抜の方が抗酸化能は向上した。また緩照射の場合も系統選抜よりも個体選抜の方が抗酸化能が向上した。個体選抜については急照射区が最も抗酸化能が向上した。以上の結果、系統選抜よりも個体選抜の方が抗酸化能が向上する傾向にあった。 |
カテゴリ | きく そば |