課題名 | 植物の限界環境適応機構に関わる分子機能の多様性解析 |
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課題番号 | 2005007279 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
研究分担 |
農業生物資源研究所 遺伝資源研究グループ 限界機能研究チーム |
協力分担関係 |
岩手大学 オーストラリア |
研究期間 | 継続2001-2007 |
年度 | 2005 |
摘要 | ブロムグラス由来低温誘導性分泌型キチナーゼ遺伝子を導入したブロムグラス細胞を解析したところ、発現されたキチナーゼは、キチナーゼ活性はあったが、各種条件下でも不凍活性はなかった。ノーザン解析の結果、本遺伝子は低温や高温で発現するが、ABAやジャスモン酸、塩処理等では発現しないことがわかった。本遺伝子を導入したイネでは、野生型より若干生育がよいことがわかった。新規の氷核活性物質の特許申請を進めている。オオムギ品種「アズマムギ」(秋まき性)×「関東中生ゴール」(春まき性)の交配から組換え自殖系統99系統を作成し、圃場に秋播きし、穂期関連QTLの解析を行った結果、新規の未知遺伝子を含む5つの出穂期関連QTLをマッピングすることができた。 |
カテゴリ | 大麦 品種 |