課題名 | 地盤の流動化現象と地盤条件の解明及び農業水利施設の基本的震動特性の解明 |
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課題番号 | 2005007377 |
研究機関名 |
農業工学研究所 |
研究分担 |
農業工学研究所 造構部 土質研究室 農業工学研究所 造構部 施設機能研究室 |
研究期間 | 継続2001-2005 |
年度 | 2005 |
摘要 | 農業水利施設のうち地震観測が実施されている農業用大ダムにおける地震時の変形特性のデータである変位の記録を収集した。土質基礎上に築堤されたダムにおいて、堤体直下の土質基礎内(N値50以下)で地震動が増幅され、加速度の増幅特性と同様に変位もN値50以上の地盤の観測点の記録より大きくなることを明らかにした。また、ブロック型補強土曜壁の2段階加振を行い、ジオシンセティクスにより補強された領域では局所的なせん断ひずみが集中せずすべり破壊が生じていない反面、補強されていない領域ではすべり破壊が生じていることなど明らかにし、ため池堤体等に適用できる可能性が大きいことが分かった。 |
カテゴリ | 管理技術 センシング 水管理 |