1) 影響評価モデルの開発と食料供給安定化のための方策の提示

課題名 1) 影響評価モデルの開発と食料供給安定化のための方策の提示
課題番号 2006008647
研究機関名 国際農林水産業研究センター
研究分担 国際農林水産業研究センター 国際開発領域
協力分担関係 中国農業科学院
研究期間 新規2006-2010
年度 2006
摘要 1) 中国東北部の稲作を対象に、水稲作付の広域分布状況の算定精度を向上させるとともに、その経年変動を捉えることができた。データ交換プログラムMetbrokerによって提供される気象データや気温・降水メッシュ気候値などを取り入れた黒龍江省早期警戒システムを構築した。また、フィールドサーバを安定的に稼働できる技術を開発した。2) 農家の作付計画を支援するための中国語環境下で稼動する経営計画モデルを作成するとともに、制度面から農家のリスク対応や所得向上を支援するための農民合作組織や農業保険制度(「農民専業合作社法草案」)に対する地域間での考えの違いが明らかになった。また、黒龍江省の農家調査を通じて、政策要因よりも価格の高位推移が米生産拡大の主要因であることを確認した。3) コメの生産量変動要因として水供給変動を含む需給モデルが、ベトナム、タイ、ラオス、カンボジアを対象としてほぼ完成し、自然環境条件や社会条件に応じたシミュレーションを実施する見通しがついた。4) コメ需給モデルの精度向上や適用局面を拡大するため、ラオスにおいて降水量と生産量の関係および日降雨特性と稲に対する洪水被害の関係を分析した。その結果、当地域では、降雨が植物生産を阻害する傾向にあることが明らかとなった。
カテゴリ 経営管理 水稲 生産拡大

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