(1)農業環境資源インベントリーの構築と活用手法の開発

課題名 (1)農業環境資源インベントリーの構築と活用手法の開発
課題番号 2006008632
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 農業環境技術研究所 生態系計測研究領域
研究期間 新規2006-2010
年度 2006
摘要 MODIS を主とする時系列衛星画像と栽培暦・現地調査データ等の収集・処理を進めるとともに、土地利用タイプが単純な広域水田地域であるメコンデルタを解析域に設定して、高頻度観測データによる湛水域・水稲作付様式・土地利用の広域的な変動の抽出アルゴリズムを開発した。農業環境指標の策定に資するため、農耕地の生態的役割や環境負荷評価の基礎となる空間情報を一元的に集積・管理し、評価と予測を行う汎用的空間情報プラットフォームを完成した。さらに、生物生息域変動に関する指標開発のため日本ザルに関するデータの収集・GIS 化を進めた。インベントリーデータ等を効率的に活用することによって、既往の研究成果等を参考に土壌侵食リスク指標を策定し、この指標による1km メッシュのリスクマップを作成した。土壌や昆虫等の個別データベースを連携して主題図作成を行うシステムを開発するとともに、地名から緯経度を割り出した昆虫等のGIS データを農業環境インベントリーに追加登録した。また環境資源の個別データの拡充として、壌統設定調査1,300 点をデータベース化し、土壌調査関係資料をWeb 公開、微生物については、難分解性物質分解菌(133 菌株)、2,4D 分解菌(30 菌株)、Burkholderia cepacia近縁菌(30 菌株)など、昆虫については、チョウ類標本(1800 点)、オサムシ標本(1600 点)などに関するデータをインベントリーに追加登録した。ジーンバンク事業において、微生物については67 株の来歴・取扱に関するデータシートと244 株に関するのべ1243 特性のデータシートを作成し、細菌100 株を増殖してセンターバンクに移管するとともに、昆虫については5 種13 項目の特性評価調査と8 系統13 項目の維持特性調査を実施した。
カテゴリ 水田 水稲 データベース

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