(1) 昆虫制御剤標的遺伝子の探索と利用技術の開発

課題名 (1) 昆虫制御剤標的遺伝子の探索と利用技術の開発
課題番号 2006008610
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 農業生物資源研究所 制御剤標的遺伝子研究U
研究期間 新規2006-2010
年度 2006
摘要 (1)カイコ初期幼若ホルモン(JH)生合成酵素全遺伝子をクローニングし、その時期・組織特異的発現パターンを明らかにした。また、コクヌストモドキを用いたRNAi法により、幼若ホルモン合成の最終段階の酵素JH酸メチル基転移酵素(JHAMT)遺伝子が新規制御剤の標的として有望な事を明らかにした。さらに、リポフェクションにより簡便に外来遺伝子をカイコ幼虫に導入する条件を最適化し、外来遺伝子発現により発育を操作できることを示した。(2)カイコのゲノムデータを利用して、約20種類の神経ペプチド相同遺伝子を新規にクローニングするとともにコラゾニン等の受容体遺伝子をクローニングした。また、培養細胞に発現させたカイコのドーパミン受容体遺伝子候補BmDopR1とBmDopR2は、ドーパミン刺激に濃度依存的に応答し、顕著なcAMP増加をおこすことから、ドーパミン受容体と同定した。(3)発生に係わる遺伝子の探索・単離では、ヤマトヒメミミズから新たに再生関連遺伝子86が見つかり、合計165をデータベースに登録・公開した。また、新たに見つかった2つのDEAD-box遺伝子の全長配列を調べた結果、これらはDdx23とDdx2B-EIF4A(eukaryotic translation initiationfactor 4A)であることがわかった。
カテゴリ ICT カイコ データベース

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