(1)安全性確保や有用物質生産に向けた組換え基盤技術の開発

課題名 (1)安全性確保や有用物質生産に向けた組換え基盤技術の開発
課題番号 2006008619
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 農業生物資源研究所 遺伝子組換え技術研究U
研究期間 新規2006-2010
年度 2006
摘要 (1)ジーンターゲッティングによる遺伝子改変により、従来の形質転換法では作出不可能な、除草剤に対して極めて耐性を示すイネを作出できた。標的遺伝子のみを切断する酵素を作成し、in vitroでその活性を確認した。クロマチン構造を緩める遺伝子を発現させたイネ及びシロイヌナズナを作出した。姉妹染色分体分染に、イネで初めて成功した。電極の極性交換と超音波が遺伝子の直接導入に有効であった。(2)イネにおいて、部位特異的組換え酵素の雄性器官特異的発現、あるいは再形質転換、によりマーカー遺伝子の除去が可能である事を示した。イネにおける部位特異的遺伝子導入の為のベクターを構築した。(3)サイレンシング因子と、その標的となる内在性遺伝子配列が、アグロバクテリウムによる植物の形質転換効率に影響を及ぼすことを示した。(4)イネ胚乳細胞のタンパク質顆粒及びアミロプラストの発達を、遺伝子組換え技術を用いて制御する方法を開発した。(5)NPTII遺伝子のRNAiを導入したイネを作出し、緑色イネカルスの葉緑体へ遺伝子導入を試みた。植物由来の遺伝子を利用し、雄性不稔植物を作成する手法を確立した。在来カラシナ×セイヨウナタネの交配における雑種形成効率について検討した。
カテゴリ 病害虫 からしな 除草剤 なたね

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