| 課題名 | (3)カイコ等昆虫のゲノムリソースの開発と利用 |
|---|---|
| 課題番号 | 200709626 |
| 研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
| 研究分担 |
昆虫ゲノム研究・情報解析U,(昆虫) 遺伝子組換えカイコ研究センター |
| 研究期間 | 2006-2010 |
| 年度 | 2007 |
| 摘要 | 1.本年度は新たに精巣のcDNAライブラリーを作成・解析し、これまでのと合わせて13個の異なる組織のcDNAライブラリーを解析した。この中から完全長cDNAクローン候補をリストアップし、primer-walking法でクローンの完全解読を進めている。3月末までに7,158個の完全長cDNAクローン配列を決めた。解読した完全長cDNA情報はカイコ完全長cDNAデータベースにまとめ、研究者が利用できる体制を整備した(図1)。2.形質突然変異体の原因遺伝子のポジショナルクローニングのための重要な基盤となるBACミニマムタイリングパス作成のため、カイコゲノムシーケンス情報から28本染色体をカバーするBAC候補クローン3,581個を選抜した。3.ゲノム解析成果を活用し、農業生物資源研究所他研究ユニットや外部の大学等と研究協力を行い、19個の重要形質突然変異体原因遺伝子のポジショナルクローニングを進めている(表1)。3遺伝子については目的遺伝子を含むゲノム領域を100kb以内に絞り込んだ。4.カイコ2型膿核病ウイルス抵抗性遺伝子のうちのnsd-1について候補遺伝子を特定することに成功した(図2)。5.ゲノムシーケンス情報、地図情報、完全長cDNA情報、遺伝子機能解析情報を統合した高度なカイコゲノムデータベースKAIKObase (Silkworm Genome Database)を整備し、研究者が機能解析研究に効率的に利用できる体制を築いた。6.トランスポゾンを転移させたエンハンサートラップ系統において、カイコゲノム情報を用いてミューテーターの挿入近傍配列を決定し、解析する方法を確立した。ゲノム情報を利用したミュータント作出を効率的に進め、その利用を図るため遺伝子強制発現形質データベースを整備し、KAIKObaseとのリンクを整備した。 |
| カテゴリ | カイコ データベース 抵抗性遺伝子 |