新作型によるにらの高品質栽培技術の確立

課題名 新作型によるにらの高品質栽培技術の確立
研究機関名 北海道立道南農業試験場
研究分担 園芸環境科
研究期間 継H12~16
年度 2003
摘要 高品質なにらを安定生産するため、適正な施肥方法、倒伏・株養成期刈り取りの影響、栽植様式及び総合的な栽培技術の検討を行う。定植時の窒素施肥5~15kgの範囲では、1回目の追肥を行う定植25日後までの窒素吸収量は、基肥による処理間差が認められなかった。追肥窒素は定植後25~100日の間に分散して与えるよりも、25~50日目に与えた方が休眠開始までの乾物重は高く、窒素吸収も多くなり、定植25日後に集中して与えた場合より25~50日に分割した方が全体の乾物生産・窒素吸収とも多くなった。追肥量が多いほど、休眠開始時の窒素含有量は高まったが、追肥量8+0+0+0、8+8+8+0(kg/10a)とでは地上部、地下部とも乾物生産量に差が無く、定植75日後以降の窒素施肥が乾物生産に及ぼす影響は低いと考えられた。土壌有効態リン酸が高く、かつリン酸施肥量が多いほど生育が良好であった。2000年定植株では、1株あたりの植え付け数を2本、4本、8本と変えた場合でも、3年間の合計収量はほぼ同等であり、葉幅10mm以上が占める割合は植え付け本数の増加に伴って減少した。株間が広くなるほど栽植株数は減少するため3年間の合計収量は少なかったが、葉幅10mm以上の割合は増加した。面積あたりの栽植本数を一定とした場合、株間を狭くし植え付け本数を少なくしたものほど3年間の合計収量は多かった。2001年定植株では、収穫2年目の調査を行い、2か年の合計収量は4本植えより4本植えで多く、栽植様式が異なる15cm3本、20cm4本、30cm6本では、15cm3本区が多収であった。株養成中のの倒伏は9月中旬に観察され、自然倒伏のおよそ1か月前に刈り取りを行ったものでは、地上部は再生したが、倒伏しなかった。人為的に倒伏させた区では9月中旬頃から再生し始めた。葉身部を一部刈り取った区では、倒伏が見られなかった。
研究対象 にら
戦略 園芸
専門 栽培生理
部門 野菜
カテゴリ 高品質栽培技術 栽培技術 施肥 にら

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