| 課題名 | いちごの疫病に対する総合防除対策 |
|---|---|
| 研究機関名 |
北海道立道南農業試験場 |
| 研究分担 |
病虫科 園芸環境科 |
| 研究期間 | 継H15~17 |
| 年度 | 2003 |
| 摘要 | イチゴ疫病に対する健全苗の生産技術、化学的、耕種的防除対策を検討し、さらに抵抗性検定法を開発し、品種の感受性程度を明らかにすることによって総合防除対策を確立し、いちごの安定生産に寄与する。土壌消毒剤およびメタラキシル粒剤の効果を検討した結果、現地汚染ほ場においてダゾメット粉剤30kg/10aは高い効果が認められたが、クロルピクリンテープ剤を用いた土壌消毒は、十分な効果が得られなかった。メタラキシル粒剤の定植前の土壌混和は、ダゾメット剤に次ぐ高い防除効果が認められたが、処理をおこなった土壌に移植した親苗およびそこから得られた苗から疫病を検出し、その多くから疫病菌が検出されることから、汚染地では土壌消毒によっても無病の苗を生産することは難しいと考えられた。イチゴの苗消毒で疫病に効果が高いと考えられる薬剤について、汚染苗を用いて各薬剤で消毒を行った。メタラキシル剤で疫病の感染率が低下する傾向が認められたが、十分ではなかった。ベンゾイミダゾール系薬剤の1時間浸漬では苗の生育はやや良好になったが、全ての苗から疫病菌が検出された。「きたえくぼ」、「けんたろう」の2品種を疫病汚染ほ場において露地採苗ともみがら採苗を行った結果、露地採苗では得られた苗の62%(きたえくぼ)および14%(けんたろう)で疫病菌が検出された。一方、もみ殻採苗では、いずれの品種でも疫病菌は検出されず、疫病汚染を回避する方法として有効であると考えられた。 |
| 研究対象 | いちご |
| 戦略 | 園芸 |
| 専門 | 病害 |
| 部門 | 野菜 |
| カテゴリ | 病害虫 いちご くり 栽培技術 抵抗性検定 土壌消毒 品種 防除 薬剤 |