[家畜ふん尿循環利用システム開発事業] 1 家畜ふん尿による環境汚染防止対策技術の体系化 3) 放牧地・傾斜地における環境保全対策の確立 (561130)肉用牛放牧地における水系汚染低減のための施設配置

課題名 [家畜ふん尿循環利用システム開発事業] 1 家畜ふん尿による環境汚染防止対策技術の体系化 3) 放牧地・傾斜地における環境保全対策の確立 (561130)肉用牛放牧地における水系汚染低減のための施設配置
研究機関名 北海道立畜産試験場
研究分担 環境草地部畜産環境科
家畜生産部肉牛飼養科
研究期間 H11~15
年度 2003
摘要 目的:排糞尿による河川水質への影響を明確にし、河川利用時および水槽設置後において放牧牛の利用場所排糞位置を調査し、施設配置の改善による負荷低減技術を検討する。本年度は、特にゲート及び設置した飲水施設付近のふん尿負荷量について調査した。また昨年度より継続して、放牧牛の飲水量を調査した。方法:1) 飲水施設付近のふん尿負荷量調査 放牧地の一部を試験用に区画し、面積約1.65haの試験牧区を2牧区設置した。(牧区C:飲水施設とゲート近接、牧区D:飲水施設とゲート遠距離。)体重500kg程度の黒毛和種繁殖牛20頭を、牧区Cについては6月、7月、9月の3回、牧区Dについては6月、7月の2回放牧した。滞牧中に1日(昼間のみ12時間)の行動観察をおこない飲水行動、飲水施設付近の排ふん尿回数を調査した。 2) 放牧牛の飲水量調査 道立畜試の肉用繁殖牛・育成牛の放牧地で飲水量を調査した。繁殖牛は放牧草のみで飼育されており、育成牛については放牧草に併給して配合飼料を1日1.8~4.8kg/頭給与されていた。調査方法は水槽内水量の前後差法または、自動給水の給水管に水道メータを設置しておこなった。結果:1) 設置した飲水施設付近の排ふん尿割合は全回数の0~13%、平均5%であり、牧区全体からみると頻度は大きかった。特に、飲水施設付近で休息行動が見られたときに排ふん尿の顕著な集中が見られた。 2) 2001年から3か年の飲水量調査をまとめると、放牧されている肉用牛の飲水量は、繁殖牛で平均22kg/日(最大37kg/日)、併給飼料を給与されている育成牛で平均17kg/日(最大22kg/日)であった。
研究対象 共通
戦略 畜産
専門 共通
部門 環境
カテゴリ 傾斜地 肉牛 繁殖性改善

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