[家畜ふん尿循環利用システム開発事業]2 家畜ふん尿主体の施肥設計システムによる高度利用技術の開発1) 牧草・飼料作物を対象としたふん尿主体施肥設計システムの開発(561210)

課題名 [家畜ふん尿循環利用システム開発事業]2 家畜ふん尿主体の施肥設計システムによる高度利用技術の開発1) 牧草・飼料作物を対象としたふん尿主体施肥設計システムの開発(561210)
研究機関名 北海道立畜産試験場
研究分担 環境草地部畜産環境科
研究期間 H11~15
年度 2003
摘要 目的:1) 地域・土壌別にふん尿処理物の適正な施用時期を設定する。 2) ふん尿の施用条件と肥効率の関係を整理し、施肥標準・土壌診断と連動した施肥設計システムを開発する。方法:数種類の堆肥・スラリーを時期別に(1)サイレージ用とうもろこし畑(9処理3反復)(2)牧草地(38処理3反復)に施用し、収量、各養分吸収量などを測定した。成績の概要: (前年度まで)とうもろこし:堆肥・スラリーともに前年秋施用に較べ春施用で窒素利用率が高い。スラリーの秋施用は窒素利用率の低下が著しい。牧草:窒素利用率はスラリーでは春施用でやや高かった。秋の施用時期による違いは明確でなかった。堆肥の施用時期による違いは明確でなかった。(1)とうもろこし窒素利用率は堆肥で0.07~0.11、スラリーで0.06~0.26であった。施用した時期では、堆肥、スラリーともに前年秋施用よりも春施用で窒素利用率が高かった。堆肥およびスラリーを4t/10a施用し、化学肥料で窒素を7~9kg/10a補った区では施肥標準区に遜色ない収量が得られた。 (2)牧草窒素利用率はスラリーで0.13~0.35、堆肥では0.05~0.11であった。堆肥の残効については2年目で窒素利用率0.00~0.04であり、3年目で0.03~0.06であった。
研究対象 共通
戦略 畜産
専門 共通
部門 環境
カテゴリ 肥料 飼料作物 施肥 とうもろこし 土壌診断

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