[農林水産バイオリサイクプロジェクト] 家畜排泄物等の革新的処理技術の開発 (1) 堆肥化技術の高度化イ 堆肥化技術の改善による高機能化・安定化積雪寒冷地における乳牛ふん尿の簡易堆肥化技術

課題名 [農林水産バイオリサイクプロジェクト] 家畜排泄物等の革新的処理技術の開発 (1) 堆肥化技術の高度化イ 堆肥化技術の改善による高機能化・安定化積雪寒冷地における乳牛ふん尿の簡易堆肥化技術
研究機関名 北海道立畜産試験場
研究分担 環境草地部畜産環境科
研究期間 H14~16
年度 2003
摘要 目的:北海道の畑作・酪農複合地帯においては、酪農経営の余剰ふん尿解消と畑作の土壌改良のために、酪農家のふん尿を畑作農家へ移動して利用する必要がある。しかし酪農家のふん尿は概して敷料資材不足のため水分が高く、そのままでは堆肥化が困難なばかりか、畑作圃場で堆積した場合に排汁による環境汚染が懸念される。そこで、酪農側においてふん尿貯留過程で十分に排汁を除去して水分を低下させ、その後、畑作農家へ移動させて堆肥化を進める技術を開発する。方法:1) 試験1(02.11.17~03.9.5):ライムケーキ(Lc)堆肥盤にふん尿・敷料混合物(水分84%)41トンを堆積し、シートで被覆。2) 試験2(03.9.5~ ):Lc堆肥盤に各15トン(水分83%)堆積し、ショベルないし堆肥堆積運搬車(北農研)で切り返し、シートで被覆。 3) 試験3(0.3..5.15~8.7):各1.7トン(水分86%)堆積、シート被覆無し。1区 対照、2区 床面にバーク敷設、3区 床面に溝切り、4区 溝切り+バーク敷設。4) 試験4(03.8.7~10.27):各1トン堆積(水分83%)。A区 対照(シート被覆無し)、B区 シート被覆、C区 約5%の容積となるよう暗渠管埋設、シート被覆、D区 通気シート被覆。成績の概要:1) 試験1:290日間の堆積で、顕著な発熱はみられなかったが、水分量は49%減少し、乾物・有機物の減少率は約30%であって酸素消費量は大きく低下し腐熟が進んだ。 2) 試験2:ショベル、堆肥堆積運搬車とも顕著な発熱はみられず、違いは判然としなかった。3) 試験3:発熱は4区>2区>3区>1区と高く、水分減少率は4区>3区≒2区>1区の順で高く、また2~4区の水分含量、酸素消費量は低くなり腐熟が進んだ。 4) 試験4:いずれの区でも発熱はみられなかったが、水分含量の低下、水分減少率はともにA区>D区>C区>B区の順で大きく、通気シートの効果がうかがわれた。 以上、高水分ふん尿からの排汁除去、腐熟促進のため、4回の試験を行った。堆肥舎(盤)床面にバーク敷設、あるいは床面に溝を切りバーク敷設することで、排汁・発熱が促進された。水分蒸発に対する通気シートの効果がうかがわれた。
研究対象 共通
戦略 畜産
専門 共通
部門 環境
カテゴリ 経営管理 土壌改良 乳牛

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