| 課題名 | 果樹の減農薬栽培技術の確立 |
|---|---|
| 研究機関名 |
宮城県農業・園芸総合研究所 |
| 研究分担 |
園芸栽培部 園芸環境部 |
| 研究期間 | 継H12~16 |
| 年度 | 2003 |
| 摘要 | リンゴでは低樹高栽培技術と雨よけ施設を組み合わせた方法で薬剤散布回数削減技術を、オウトウとセイヨウナシではコンテナ栽培を活用した低樹高栽培を基本に新しい低樹高減農薬栽培法を開発する。また、廃棄されたホタテ貝、カキ殻を利用した雑草マルチ法を開発し、除草剤使用軽減、海産廃棄物の有効利用を図る。 リンゴの雨よけ栽培では、7月下旬に除覆する体系を実証し、チリカブリダニが利用できるか検討する。セイヨウナシについて、殺菌剤を半減するために剤の種類の検討、散布体系の検討、雨よけの被覆時期の検討、夏期の高温が花芽着生や果実品質に及ぼす影響を検討を行う。コンテナ栽培に適した樹形及び整枝せん定技術を検討し、樹高2.5m以下を実現する。 薬剤量の低減による経済効果 13,542(千円)。雨よけリンゴの減農薬による経済効果 28,800(千円)。オウトウの早期出荷による経済効果 150,000(千円)。コンテナによる低樹高化による経済効果 28,420(千円)。経済効果 計220,762(千円)。 雨よけの除覆時期を7月下旬にして実証試験を実施したところ、果実品質は十分に販売できるものであった。今回の実証では通常34成分の所、10成分の農薬散布でリンゴ栽培が可能であった。 雨よけ下では、輪紋病、褐斑病などの雨滴伝染性病害の発生ほとんどなく、すす点,すす斑病の発生率も低かった。 雨よけセイヨウナシの輪紋病の発生率は、露地に比べて格段に低く、雨よけの効果が認められた。雨よけ下では、薬剤散布の成分数を14成分にまで減らしても露地慣行と同程度の防除効果であった。 セイヨウナシは、コンテナを使用し改良ソラックス樹形にすることで、結果部位高を1.8m以下にすることができた。 雨よけ下のコンテナ栽培では、「ラ・フランス」の収穫期は露地よりも5日程度促進された。コンテナ内部の地温上昇が一因と考えられる。 リンゴ雨よけ栽培の体系化実証、セイヨウナの減農薬薬剤体系の確立、セイヨウナシ新樹形の作業性、収量、果実品質の調査 |
| 研究対象 | リンゴ、オウトウ、セイヨウナシ |
| 戦略 | 園芸 |
| 専門 | 栽培生理、病害、虫害 |
| 部門 | 果樹 |
| カテゴリ | 病害虫 おうとう 害虫 栽培技術 雑草 出荷調整 除草剤 低樹高 農薬 防除 薬剤 りんご |