課題名 |
四国地域の稲・レタス・大豆2年三毛作における作業競合軽減技術の開発 (1)レタスの迅速移植システムの開発 |
研究機関名 |
香川県農業試験場
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研究分担 |
農業機械
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研究期間 |
完H12~15 |
年度 |
2003 |
摘要 |
水稲跡高畝広幅の3~4条レタス栽培に適合する半自動多条移植機1、2号機を開発した。1号機は走行部がエンジン駆動式であり、2号機は手動式で1号機より軽量簡易である。畝幅1.8mで植え穴無しマルチの4条栽培における作業員2名での移植作業能率は1号機3.8h/10a、2号機4.0h/10aで、手植え作業の1.4~1.5倍となり、作業精度は良好で、いずれも軽作業化効果が高かった。レタス生産農家で評価の高かった開発2号機に動力噴霧器送水による潅水装置を付け、移植同時潅水作業を実施した。その結果、送水圧1.5MPaにおいて移植能率を落とすことなく4条同時に80~90ml/株の潅水ができ、慣行潅水作業を省略できた。善通寺市のレタス生産の農家において迅速移植システムの現地実証試験を実施したところ、畝立てマルチ畝内側条施肥機による作業能率は1.5h/10a、半自動多条移植機による4条移植作業能率は4.0h/10aとなり、耕耘、畝立て・マルチ、側条施肥、薬剤散布、培土、移植、潅水に要する時間を6.4時間、慣行の63%に低減できた。
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研究対象 |
レタス
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戦略 |
土地利用型農業、園芸、農業機械開発改良
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専門 |
農業機械
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部門 |
野菜
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カテゴリ |
機械開発
水稲
施肥
大豆
薬剤
レタス
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