課題名 |
牧草・飼料作物系統適応性検定試験 |
研究機関名 |
香川県畜産試験場
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研究分担 |
飼料・環境
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研究期間 |
継H9~ |
年度 |
2003 |
摘要 |
目的:育種指定試験地で育成中の新系統について育成地と異なった地域での適応性を検討し、新品種登録のための資料を提供する。2004年度試験で得られた成果:1)ホールクロップサイレージ用ソルガム長野県畜産試験場系4系統(東山交23・24・27・28号)とスズホ・天高・KCS105の3品種を供試した。各系統とも発芽、初期生育は良好であった。出穂は東山交23と28号が早かった。倒伏は台風の影響でかなり発生した。生草収量はKCS105が最も多く、次いで東山交23号と28号であった。乾物収量は東山交27号が特に多かった。東山交23号は乾物穂重、乾物穂重割合が高かった。 2)イタリアンライグラス山口県農業試験場系の山系32号とニオウダチ・タチマサリ・ワセユタカの3品種を播種期を早播きと標準播きに区分して供試した。発芽と定着時草勢はニオウダチがやや不良であった。早播き区で発生した発芽直後立枯れは、山系32号には発生しなかった。いもち病や冠さび病の発生は無かった。出穂はタチマサリと山系32号が早かった。草丈は山系32号が最も大きかったが倒伏は最も軽微だった。生草収量は山系32号が、乾物収量はタチマサリが最も多かった。乾物率はワセユタカが高かった。残された問題点:供試系統はすべて検定継続中で、引き続き実施する必要がある。
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研究対象 |
イタリアンライグラス、ソルガム
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戦略 |
畜産
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専門 |
育種
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部門 |
草地・飼料作
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カテゴリ |
育種
イタリアンライグラス
いもち病
飼料作物
新品種
ソルガム
播種
品種
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