少数の祖先品種から交雑を繰り返すことで多様なカンキツ品種が発生した
要約 国内外の多様なカンキツ在来品種の遺伝解析から67品種で親品種と交雑組合せが示され、在来品種の多くはキシュウミカンやユズ、ダイダイ、コウジ、タ...
要約 カンキツ属品種の多くは果肉と果皮のカロテノイド集積特性が類似しており、ミカン区に属する多くの品種で果肉と果皮のβ-クリプトキサンチン含有量が高い。また、一部のダイダイ区とミカン区の品種で果肉...
要約 タンカンの異常落葉は葉中のマンガン含量が高まるために起こり、土壌の酸度矯正で防止できる。 キーワード タンカン、異常落葉、マンガン含量、酸度矯正 背景・ねらい カラタチ台「垂水1号」において春葉の...
奄美諸島のタンカンに観察される病徴によるグリーニング病の肉眼診断法
要約 奄美諸島のカンキツグリーニング病発生地域におけるタンカンでは、病徴型I、Vおよび黄化を主体にした複数の病徴が同一樹上に認められる場合に、カンキツグリーニング病に罹病している可能性が高い。 キーワ...
要約 沖縄におけるカンキツ「南香」は、7月下旬~8月上旬と8月下旬~9月上旬に裂果のピークが見られ、3ppmジベレリンの散布により7月下旬~8月上旬の裂果が軽減される。 キーワード カンキツ、「南香」、裂果、ジ...
要約 カンキツグリーニング病は、鹿児島県では大島郡与論町において2002年4月4日に発生が初めて確認された。 キーワード カンキツ、グリーニング病、与論町 背景・ねらい カンキツグリーニング病は、国内では沖縄...
要約 鹿児島県特産のタンカン、ケラジミカン、ポンキツの果皮抽出物は、培養細胞における腫瘍壊死因子の産生抑制を示し、高い炎症抑制機能が期待される。抗炎症成分の一つとしてノビレチンが含有される。 キーワ...
要約 タンカン「垂水1号」の黄化落葉症(仮称、以下略)は、葉の中ろくに続いて葉身全体が黄化、落葉する障害であり、前年の着果量が多く、かつ当年の着果量が少ない樹で発生が多い傾向である。 キーワード タン...
要約 抑制トマトの直播栽培法は、慣行のポット育苗による移植栽培法に比べて、播種から定植までの作業時間が半分以下に省力化でき、収量も約20%増加する。この栽培法では、テープシーダーを用いて1粒播きし、出芽...
要約 タンカンの着花(果)安定に適した結果母枝長は、鹿児島県では12.5cm以上、沖縄県では15cm以上がよい。また、良好な夏母枝を確保するための剪定時期は沖縄県では8月、宮崎県のハウス栽培では7月上旬とする。鹿...
要約 タンカンの大玉果生産のための適正葉果比は、1果当たり鹿児島では120葉、沖縄では100葉以上、宮崎のハウス栽培では100葉である。また、隔年結果防止のための摘果は、側枝数の25%の枝別摘果とする。 背景・ね...
要約 タンカンの隔年結果防止のための予備枝剪定は、宮崎県のハウス栽培では着蕾期に行い、沖縄県では着蕾前に実施する。宮崎県総合農業試験場・亜熱帯作物支場、沖縄県農業試験場・名護支場 背景・ねらい タンカ...
要約 タンカンの果実外観阻害の主要因は黒点病であり、その対策は枯れ枝除去と薬剤散布の組み合わせ並びに多発期の重点防除が効果的である。また、屋根かけやネットかけ栽培により果実外観が向上する。沖縄県農業...