要約 サンダーソニア塊茎の長期貯蔵は、休眠打破に影響の少ない20度Cで貯蔵することにより、10か月程度可能である。その後、2~10度Cで2~3か月間の休眠打破 処理を組み合わせることによって、周年にわたり切り花...
背景・ねらい
要約 「天草」は7月から9月にかけて土壌を湿潤に保つことにより、1果重が大きく、大果率が向上し、裂果の発生が抑制される。愛媛県立果樹試験場岩城分場 背景・ねらい 「天草」は、土壌が乾燥する栽培条件下では...
要約 ユリ葉焼け症の発生葉中では、低カルシウム、高リン酸含量の傾向がみられる。発生は品種間で差があり、大きい球根で発生が多い。プレルーティング処理は、発生抑制効果が高い。カルシウムの週3回葉面散布や...
小ギク「夏風」のロックウール耕による均質キク苗の大量育苗技術
要約 小ギク「夏風」のロックウール耕から大量、良質の挿し穂が生産され、その穂から良質苗が生産できるが、この品種の苗は長期保存が困難である。沖縄県農業試験場・園芸支場・花き研究室 背景・ねらい 沖縄県に...
背景・ねらい 針葉樹の天然林では、倒れた木(倒木)が腐り、その上に次の世代を担う若木が育つ。これを倒木更新という。親木は種を飛ばすだけでなく、倒れた後は自らの身を腐らせて子を育てる。自然の摂理である...
要約 排水機能を低下させる暗渠管内の堆泥土は赤褐色を呈し、黒褐色の埋戻し土よりも含水比と炭素含量が高く、また、容積重が小さく、主に非晶質な鉄化合物よりなる。堆泥土中には鉄酸化細菌が存在し、堆泥生成に...
要約 ゴムチップマットレスには、ゴムチップばら詰め方式と、シート被覆した筒状方式とがあり、いずれの構造のマットレスでも、つなぎ牛舎およびフリーストール牛舎に設置して、牛床横臥頭数、牛床横臥時間割合、...
要約 農産物を恒温器中で加熱し、表面色、肉色などの変化を測色値とカラー画像で解析するシステムを開発した。省電力型の恒温器、色彩色差計、ノートパソコンの組み合わせにより、一般車両を利用して試験圃場でカ...
要約 設定した施肥灌水マニュアルに基づいて、点滴チューブで毎日少量の液肥を与える養液土耕をカーネーションで実施したところ、施肥灌水の自動化による省力化が図られ、慣行の置肥栽培に比べ、22~31%収量が増...
モミガラくん炭あるいはヤシガラを培地として用いたバラの養液栽培
要約 バラの養液栽培の培地として、モミガラくん炭あるいはヤシガラを用いてアーチング方式でロックウールと同じ養液管理をすれば、株当たり採花本数はロックウールと同等であり3ヶ年以上利用できるので、代替資...
イチビ、ヨウシュチョウセンアサガオ、オオオナモミの刈取防除適期
要約 飼料畑雑草の刈り取り防除に効果的な生育ステージを明らかにするため、3種類の主要雑草について刈り取り時期と再生、種子の発芽能力獲得の特性を明らかにした。イチビは刈高10cmで開花1週間前に刈り取ると再...
10〜11月出荷トルコギキョウの低温処理苗の短日処理による品質向上
要約 平坦地におけるトルコギキョウの10月~11月出荷を目指した作型では、高温育苗した苗を10℃の低温処理によりロゼットを打破し、定植後短日処理を行うと着花節が上昇し、早期開花が抑えられ切花品質が向上する...
牛・豚ふん尿堆肥の成型化(ペレット状)によるハンドリングの改良
要約 成型機(ダブルダイス方式)を利用したペレット堆肥の形状は、直径が約5mm、長さが 5~15mm程度の円筒形である。ペレットは、散布・搬送時にほこりの発生が少なく、また成型時に圧縮され、その容積が 1.5~ ...
要約 グランドカバープランツによるのり面等の緑化を図るため、細断した茎葉を専用の培養土と混ぜ合わせ植え付けた。その結果、マツバギク及びメキシコマンネングサなど数種類で細断植え付けによる緑化が可能であ...
要約 シネラリアを6㎝鉢に小型化するには、ダミノジット剤の200倍茎葉散布処理が薬害の発生もなく有効である。また、用土への赤玉土または鹿沼土の混合とベントナイトの混入により草丈等を抑制することが可能...
ドットブロットハイブリダイゼーションを用いたキクわい化ウイロイドの検定
要約 キクわい化ウイロイド(CSVd)の遺伝子をクローニングし、そのクローンを鋳型としPCRでDIG標識DNAプローブを合成する。このプローブを使いドットブロットハイブリダイゼーションでCSVdを検定すると迅速...
要約 チューリップのウイルス様症状は微斑モザイク症状と条斑症状に分けられ、両者とも土壌と球根で伝染する。検定植物の反応から、両者は異なる病原に起因する。品種間の発病差異が認められる。発病は球根の遅植...
組織培養によるハイブリッドカラーの幼苗の大量増殖と幼苗からの球根増殖
要約 ハイブリッドカラーの球根の茎頂部から得られた無菌のシュートを増殖培地で培養すると、1.5カ月間で4~5倍に増殖する。これらを発根、順化後、圃場で栽培すると1年目には母球が60g前後に肥大し、2年目には母...
要約 湿地性カラーを従来の地下水掛け流し栽培とは大きく異なり、高うねに定植し、地中かん水で栽培を行うものである。この方法によって、疫病を回避し、切り花収量・品質の向上を図ることができる。 背景・ねら...