要約 花ゆり「きたきらり」において、冷凍貯蔵球根を利用した無加温5月~8月植え夏秋切り作型で、球周12~14㎝では3芽以下、14㎝以上では4芽以下の球根を使用することで花蕾数1茎当たり3輪以上の切り花を安...
要約 エチレン非依存性花きであるアサガオから単離したInPSR26遺伝子は、花弁の老化を制御する新規遺伝子である。 キーワード プログラム細胞死、エチレン非依存性花き、アサガオ、オートファジー 背景・ねらい...
要約 シンテッポウユリ採花後の切り下球根を用いた9月出し栽培に適する球根の貯蔵温度は0~-1℃である。貯蔵終了後は、5℃で4週間催芽する。球周は8cm以上が適し、7月上旬までに定植する。 キーワード シン...
設置が簡易なスリット型コンテナを利用したブドウ根域制限栽培法
要約 根域枠にスリットを有するコンテナを用いて連結させ、用土はマサ土とバーク堆肥の混和工程を省略することで設置が簡易で、根域の大きさが自在の栽培ができる。この方式により、定植2年目で成園並の収量と果...
タマネギ栽培地周辺のIYSV保毒虫誘殺消長と防虫ネットによる施設への侵入抑制
要約 タマネギ栽培地周辺におけるIYSVの媒介虫であるネギアザミウマの誘殺数と保毒虫率は、タマネギ収穫後に著しく増加するが、近隣のトルコギキョウ栽培ハウスでは開口部を0.6mm目合い程度の防虫ネットで被覆す...
要約 ルスカス種子から無菌的に取り出した胚を、ショ糖濃度3%の1/2MS基本培地に播種することで、通常の種子繁殖より効率よく発芽個体が得られる。発芽した植物から生じたシュートはNAA0.54μM添加した...
要約 シンテッポウユリにオリエンタルハイブリッドを交雑して育成された‘みやぎFL5号’と‘みやぎFL6号’は上向き咲きの新品種であり、自然開花期は7月上旬である。花色は‘みやぎFL5号’が鮮紫ピンク、‘み...
チューリップ新品種、「新潟3号」、「新潟4号」、「新潟5号」
要約 「新潟3号」は、濃橙に黄色覆輪のユリ咲き品種である。「新潟4号」は淡赤紫、「新潟5号」は濃桃の八重咲き品種である。「新潟3号」「新潟4号」は切り花・露地花壇用、「新潟5号」は露地花壇用である。...
要約 ‘マルコポーロ’等の1月以降に採花した切り下球を平均採花日の4~6週間後に掘り上げ、品種や茎軸の伸長の有無に応じた冷蔵処理をすることで、冷凍球の利用が困難な10~12月に定植でき、これにより種苗費の低...
雄性不稔性ユリ品種‘秋田プチホワイト’は高温感応により稔性が回復する
要約 葯を形成しないユリ品種‘秋田プチホワイト’は、栽培期間に連続して32/25℃(昼温/夜温)の高温処理すると、葯の分化と花粉の形成が促され、稔性が回復する温度感応性雄性不稔品種である。 キーワード ユリ、温...
要約 食用ゆりにおいては、土壌中熱水可溶性ホウ素が2ppmを超える場合に障害が発生する危険性がある。ホウ素資材の施用履歴があり茎葉発育最盛期での葉身中ホウ素濃度が100ppm以上である場合、ホウ素過剰症の可能...
要約 食用ユリの黒腐症状は、Sclerotium cepivorum var. tulipae Desm.によるユリ類黒腐菌核病で、健全種球の使用と長期間ユリの植え付けを行わないことで被害を回避できる。 キーワード Sclerotium cepivorum va...
白色の花色で汎用性が高く、小球開花性に優れる花ユリ新品種「細育12号」
要約 花ユリ「細育12号」は胚珠-胚培養法を利用して育成した、花色が白色で花弁基部がやや緑の、中大輪のLAハイブリッド系品種である。球根肥大性が良好で、一年養成球の花蕾数の揃いが良い。家庭用だけでなく、...
キンギョソウ収穫後に不耕起栽培できるトルコギキョウ、シンテッポウユリ
要約 トルコギキョウ及び、シンテッポウユリは、キンギョソウの後作として不耕起栽培することができ、切り花品質は耕起栽培と同等である。 キーワード キンギョソウ、トルコギキョウ、シンテッポウユリ、不耕起栽...
魚が湧く田んぼの新たなかたち(排水路−水田間の落差の一時的な解消)
背景・ねらい 近年フナ類などの魚類繁殖の場として、水田の重要性が注目されている。かつて琵琶湖沿岸の水田地帯は、灌漑時や増水時に田面と排水路間に落差がなくなり、フナ類やナマズなどが産卵のために遡上し、...
鮮赤紫色の花色でカップ咲き、小球開花性に優れる花ユリ新品種「細育4号」
要約 花ユリ「細育4号」は胚珠-胚培養法を利用して育成した、花色が鮮赤紫色でカップ咲き、中輪のLAハイブリッド系品種である。球根肥大性が良好であることから、一年養成球での切花生産が可能であり、自家球根...
キーワード 諫早湾干拓、初期営農、シンテッポウユリ、窒素施肥量 背景・ねらい 諫早湾干拓地では環境保全型農業を前提とし、初期干拓土壌におけるシンテッポウユリの栽培において目標とする品質(草丈90cm以上で...
要約 花ユリ「Li-27」はスカシユリ「アラスカ」と小輪性を有する場内保有系統を交配し、胚珠-胚培養法を利用して育成した澄んだレモン色の小輪性品種である。花弁があまり開かないカップ状の花形で、一年球を切花...
花色がピンクと黄色の二色咲きする小輪性スカシユリ新品種「Li-30」
要約 花ユリ「Li-30」はスカシユリ「紅胡蝶」と小輪性を有する場内保有系統を交配し、胚珠-胚培養法を利用して育成した2色咲きの小輪性品種である。小球開花性が高く、一年球を切花生産に利用できる。 キーワー...
要約 花ユリ「Li-26」はスカシユリ「アラスカ」と小輪性を有する場内保有系統を交配し、胚珠-胚培養法を利用して育成した黄金色の小輪性品種である。小球開花性が高く、一年球を切花生産に利用できる。 キーワー...