要約 大豆の浅耕栽培では、窒素成分を含む化成肥料の基肥施用によって出芽率の低下、初期生育の抑制、根粒活性の低下などを招く危険性があり、子実収量・品質の向上という観点からも慣行の耕起栽培より基肥窒素を...
要約 市販のダイズ用不耕起播種機の播種部および施肥部に改良を加えることで、飼料用トウモロコシの不耕起播種に利用できる。 キーワード 飼料作物、トウモロコシ、不耕起、播種機、収量、省力 背景・ねらい 飼料...
要約 2年間の大豆栽培後の2作目水稲では水稲栽培後の場合よりも生育・収量とも向上するが、玄米タンパク質含有率は上昇し、3作目小麦では生育・収量は低下傾向にある。大豆栽培後2作目の堆肥連用田の水稲では窒素...
要約 白川中流域の営農の一環として行われる転作田への夏季の水張りにより落水後は土壌肥沃度が増大し、夏まきニンジンを無肥料で栽培できる。脱窒により地下浸透水の硝酸態窒素濃度は低下する。 キーワード 白川...
西アフリカ・サヘル帯における作物残渣還元と化学肥料施用およびササゲとの輪作によるトウジンビエ生産量と土壌有機物の持続的向上
要約 西アフリカ・サヘル帯においては、トウジンビエ残渣還元と化学肥料施用を組み合わせた肥培管理を行うことにより、砂質土壌に有機物が蓄積し、トウジンビエの生産量が増加する。また、家畜飼料として利用され...
要約 カドミウム汚染土壌にマグネシア系土壌硬化剤「マグホワイト」を混合して、マグネシウムアパタイトを生成し、カドミウムを結晶構造に取り組むことで、大豆のカドミウム吸収を抑制することができる。 キー...
要約 水稲ダイズ輪作圃場においてヘアリーベッチを鍬込むことにより、ダイズの窒素吸収量が増加し、老化の進行が抑制されることで、ちりめんじわ粒の発生が少なくなる。 キーワード ダイズ、ちりめんじわ粒、ヘア...
要約 循環式乾燥機と穀物水分計を併用して、機械収穫後にふるいで粗選別したナタネの機械乾燥ができる。さらに、大豆用ベルト選別機を乾燥後のナタネに利用して精選別をすることにより、夾雑物をほぼ完全に除去で...
要約 大豆の生産履歴に対する消費者の情報ニーズは多様であるが、『安全・安心』に関わる「病害虫の防除方法」には、複数の消費者グループで強いニーズがある。一方、生産性や品質の向上を目的とする項目について...
要約 露地野菜の無化学肥料栽培における施肥法では、カリの土壌診断に基づきたい肥の施用量を判断し、たい肥で補えない窒素・リン酸・カリを各種有機質肥料で施用する。この無化学肥料栽培法では、化学肥料栽培と...
本暗渠間隔の広幅化と弾丸暗渠の施工による輪換畑の排水性簡易回復手法
要約 暗渠排水機能が低下した輪換畑では、本暗渠を40m間隔で施工し、弾丸暗渠を密に組み合わせることで、本暗渠間隔10mの現行輪換畑に比べ、降雨後の土壌の乾燥が1~2日遅れる程度まで、排水機能が回復する。水稲...
要約 水田の畑利用の本格化により、暗渠のもみ殻疎水材の腐植化が早まるが、暗渠を利用した地下灌漑施設の導入ほ場では、暗渠内の水位を常時田面下30cmに維持することで、排水性や大豆の生育・収量に悪影響を及ぼ...
エダマメ‘秘伝’の収量、食味に対する被覆尿素および加里の培土期追肥の効果
要約 エダマメ‘秘伝’に被覆尿素または加里を培土期追肥することにより、総莢数や商品莢数が増加し増収する。さらに、食味も向上する傾向にある。 キーワード エダマメ‘秘伝’、追肥、被覆尿素、加里、食味 背景・...
要約 切断したトマトやラッカセイ茎葉残さを牛ふん堆肥で被覆して堆肥化する方法では、60℃以上の発酵温度を1ヶ月以上継続し堆肥化される。茎葉残さ中の植物病原菌はトマト茎葉では僅かに残存する程度まで殺菌でき...
要約 水稲については穂揃い後の若い穂または止葉、大豆については幼夾期の葉または幼夾の乾燥粉末を希硝酸で抽出し、ICP-MSでカドミウム濃度を高感度測定することによって、子実のカドミウム濃度を迅速簡易に予測...
要約 水田土壌は、水田の汎用化に伴い乾田化が進み、pHは低下し、次表層のち密度は増加している。しかし、稲わらや転作作物の残渣を鋤きこむことにより、全窒素量および全炭素量は維持できる。 キーワード 乾田化...
要約 作物個体群から反射される太陽光を偏光分光放射計で測定して得られる波長別の反射強度および偏光の程度をニューラルネットに入力することにより,イネ,ダイズ,ソルガムおよびコムギ葉群の平均葉面傾斜角,...
覆土前鎮圧機構を有する浅耕逆転ロータリシーダを用いた大豆播種技術
要約 開発した浅耕逆転ロータリシーダは、大豆の砕土、施肥、施薬、播種作業を1工程で行う。覆土前鎮圧は従来の鎮圧法に比べて大豆の出芽揃いが良く、出芽率が高い。さらに、開発機を用いた作業体系は、慣行体系...
要約 大豆・麦立毛間播種栽培体系において要求される1条1列の大豆播種と1条2列の麦播種の両方を、切り替えて作業可能な施肥播種ユニットである。従来の播種ユニットに比べて全幅が小さいので、前作物への接触...
覆土前鎮圧機構を有する浅耕逆転ロータリシーダを用いた大豆播種技術
要約 開発した浅耕逆転ロータリシーダは、大豆の砕土、施肥、施薬、播種作業を1工程で行う。覆土前鎮圧は従来の鎮圧法に比べて大豆の出芽揃いが良く、出芽率が高い。さらに、開発機を用いた作業体系は、慣行体系...