加工適性と規格内子実重に優れる大納言小豆新品種候補「十育154号」
要約 あずき「十育154号」は加工適性に優れ、「アカネダイナゴン」より百粒重が重く、大納言小豆規格内子実重に優る。また雨害粒の発生が「ほくと大納言」より少なく、アズキ落葉病、茎疫病に抵抗性を持つ。 キー...
要約 「十育147号」の成熟期は、「エリモショウズ」や「きたのおとめ」より早い“早の晩”で、落葉病・茎疫病(レース1)・萎凋病に対して抵抗性である。開花期頃の低温に対する抵抗性は“やや強”で「エリモショウズ...
要約 「きたろまん」は落葉病・茎疫病(レース1)・萎凋病に対して抵抗性で、成熟期は「エリモショウズ」より早い“早の晩”である。開花期頃の低温抵抗性は“やや強”、倒伏抵抗性は“強”で、いずれも「エリモショウ...
要約 アズキ茎疫病菌レースの地理的分布を明らかにする。本病の薬剤による防除は、 開花期間前半(8月上旬)までの発病を抑えるための予防的な茎葉散布が重要である。ま た、培土処理は、排水の悪い圃場で有効であ...
アズキ近縁野生種Vigna hirtella に見出されたアズキうどんこ病抵抗性
要約 Vigna hirtella はを示す。本種は栽培アズキと交配可能で、F1 は本菌に対し抵抗性を示す。また、戻し交配第1 世代(BC1)では感受性反応とが1:1 背景・ねらい アズキうどんこ病は熱帯・亜熱帯地域における...
餡色が白く加工適性が優れるあずき新品種候補系統「十育146号(きたほたる)」
要約 あずき「十育146号(きたほたる)」は、北海道で栽培可能な白小豆系統で、「ホッカイシロショウズ」より餡色が白く明るい色調で、加工適性が優る。また、成熟期は「ホッカイシロショウズ」と同程度かやや早...
要約 インゲンマメとその近縁種であるテパリービーンには、阻害特異性の異なる4種のα-アミラーゼインヒビタータンパク質(αAI)分子種が分布している。昆虫種に応じてαAI分子種を使い分けることにより、殺虫性遺...
要約 京都府の奨励品種である「京都大納言」に府内で収集した在来種を交配し、アズキモザイクウイルス(ABMV)、キュウリモザイクウイルス(CMV)の両方に強い抵抗性を有し、製あん特性に優れる大納言小豆を育成...
要約 マメゾウムシの幼虫に対して高い殺虫活性を有する食用ツルアズキ種子に含まれる殺虫成分の分離精製を行った。分離された5つの殺虫成分について解析を行い、構造を決定した結果、2つの化合物は新規物質であっ...
外観品質に優れ落葉病・萎凋病抵抗性の極大粒あずき新品種候補系統「十育143号」
要約 あずき「十育143号」はアズキ落葉病、萎凋病抵抗性の大納言小豆系統であり、「アカネダイナゴン」より30%以上子実が重い極大粒で種皮色が明るく、外観品質に優れる。また「ほくと大納言」より雨害による濃...
高品質あずき優良品種候補系統「十育144号」の選定と栽培特性
要約 あずき「十育144号」は成熟期が早生の晩で、ウイルス病の発生が少なく、種皮色は高温登熟下でも赤味が強く明るく、練りあんなどの加工適性に優れる。また、適正な播種期と栽植密度により品質及び収量が安定...
複合耐病性を持ち製餡適性に優れるあずき新品種候補系統「十育140号」
要約 あずき 「十育140号」は北海道で最初のアズキ落葉病、茎疫病、萎凋病に複合抵抗性を持つ中生の系統であり、種皮色、子実の形は「エリモショウズ」に類似し、餡色が良好(赤紫系)で風味が強く製餡適性に優れ...
複合耐病性を持ち製餡適性に優れるあずき新品種候補系統「十育140号」
要約 あずき「十育140号」は北海道で最初のアズキ落葉病,茎疫病,萎凋病に複合抵抗性を持つ中生の系統であり,種皮色,子実の形は「エリモショウズ」に類似し,餡色が良好(赤紫系)で風味が強く製餡適性に優れる。 ...
アズキ亜属コアコレクションから探索したマメゾウムシ新規殺虫性物質
要約 アズキ亜属コアコレクションから、アズキゾウムシに殺虫性を示す7分類群、ヨツモンマメゾウムシに殺虫性を示す4分類群を発見した。このなかで最も有用な殺虫性素材と考えられるツルアズキについて、殺虫性原...
要約 あずき「十育133号」は北海道の大納言小豆の主要品種である「アカネダイナゴン」より大粒で大納言規格内子実収量が多く、種皮色が淡く、外観品質・加工適性ともに優れた、中生の大納言系統である。 背景・ね...
アズキ亜属4倍体重Vigna glabrescensの遺伝的背景
要約 リョクトウの主要病害虫に抵抗性を示すアズキ亜属4倍体栽培種のVigna glabrescensは、4倍体野生種V.reflexo-pilosaの栽培型であり、2倍体野生種のV.trinervia(雌親)とV.minima(花粉親)がこれら4倍体種の両...